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ヘビと林檎

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 久しぶりのご対面。2年前に見たのは、玄関のバラのとげに引っかかって絶命した哀れなヤマカガシだった。毒蛇だというのに、私にはそのヘビが我が家の守り神で、ずっと玄関で家族を見守ってくれていたように思え、庭の林檎の木の下に丁重に葬ったのだった。
 昨日現れた場所はその林檎の木。緑色のうろこを見せつけるように枝をくねくね這い回り、いつの間にか姿を消していった。また、どこかで守り神をやっているのか。今回はアオダイショウみたいだけど、子どもを遊ばせる時はちょっと注意したほうが良いかな。
 それにしても、2年前のバラといい、今度の林檎といい、舞台を見事に選んでいるのが神秘の動物らしい。

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麦わらダコ

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近隣にタコ釣り名人がいると聞きつけ、ちょっと教えてもらえないかと頼み込んだ結果がこの写真。タコ以外にサザエ、トコブシ、シッタカなどもゲット。干潮の磯には想像を超える豊かな海の恵みがあった。タコめがねとモリさえあれば、私もその日のご馳走を確保できそう。ちなみに、写真のタコは一家三人で食べきるのはかなり大変。刺身、サラダ、ガーリック炒めに。もちろん、サザエなども美味しくいただきました。湘南の豊かな海に乾杯。

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アジサイ咲いたら

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アジサイが咲くと憂鬱がやってくる。休日に限って降り続く雨。休日に車で身動きできないこと。急に混雑し始める駅。鎌倉街道の人の波。一年で最も高い湿度と人口密度。街道沿いに所構わずアジサイが植えられていると気づくこと。それを観光客が喜ぶこと。
 私が暮らす街の最大の売り物だというのに、美しいとはとても思えない場面がある。雨と静けさが似合う花なのに、お祭りの喧騒の中にあるのだから…。
 路地裏の秘密のガクアジサイ。小さいけれど、瑞泉寺より明月院よりずっと芳しい。

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