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代替わり

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 この家が建って6年。土地柄なのか、建った年の夏から我が家にはヤモリが現れる。夜になると「チッチ」と心地よい声で鳴く。山の中だから耳に入るのは風音と虫の声だけ。時折聞こえるヤモリの鳴き声はアクセントを加え、夏の夜長の情趣を盛り上げてくれる。家守、あるいは守宮と書く。我が家の一員であり、守り神でもある。
 昨年、真昼にヤモリが突然現れた時にはびっくりした。我が家の木製フェンスをスルスルと走るその姿は、全身鮮やかな緑色。木星の斑点のような赤いブチもある。普段、見かけていたのは地味で薄い黄緑色。あまりに見事な変身ぶりとその美しい姿は、まさに守り神と思えた。
 調べて見たら、どうやらマダカスカルヒルヤモリという輸入動物らしい。どこからか逃げ出して、我が家のあたりに住み着いたのか。旅の途中だったのか。残念ながら、ウチの住人にはならなかったみたい。
 さて、我が家の彼は昨日現れ、深夜の読書中、壁を走り回っていた。色はやっぱり黄緑色で、昨年より少し小さいようだ。ひょっとして、代替わりしたのかな。

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Comments

石垣島のホテルや、波照間島の民宿ではうるさい位だったけど、確かにあの泣き声はなんか趣がある。でもさ、鎌倉の冬は、寒すぎるんじゃないんですか?

Posted by: 守屋 | August 26, 2004 at 03:33 AM

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