表と裏
土砂崩れの現場を目前にしたのは、生まれて初めて。六国見山の尾根をはさんで我が家の反対側にある家人の実家を、きょう訪れて驚いた。観測史上最も強烈と予想されていた台風22号の風雨で、尾根から土砂と木々が崩落。泥流は下の公園の柵を破り、住宅地まで氾濫していた。人的被害がなかったから良いものの、一歩間違えば立ち並ぶ住宅を流し去っていたかもしれない。家人の両親は、想像もしない災害に声を失っている。路面にしみついた泥の色は、当分消えないだろう。
さて、尾根の反対側に住む我が家では、台風が襲来した時間帯も、少々風雨が強いかなという程度だった。被害は、仕事に出ていた私が、交通マヒで桜木町に5時間ほど取り残されたことくらい。しかもその間、野毛の飲み屋で結構楽しくやっていたからね…。
隣町の台では死者もでているし、各地の被害状況は目を覆うほどだけど、とりあえず身内の無事に一安心。
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Comments
本当に今年は台風が多いし、各地で被害も大きくて大変ですね。
ところでよく出てくる「六国見山」、これはなんて読むんでしょうか?
Posted by: 守屋 | October 12, 2004 01:13 PM
「ろっこくけんざん」と読みます。標高は147メートルですが、伊豆・相模・安房・上総・下総・駿河の六国が頂上から見えるらしい。我が家から頂上まで15分ほど。頂上からの眺めは本当におすすめです。
Posted by: wildlife | October 12, 2004 04:00 PM