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ハナビラニカワタケ

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 昨日の収穫に不満があったのか、結局、きょうも家人に付き合わされてキノコ狩り。ちょっとドライブして行った先は、坊やの仲間の藪こぎルートだ。家人が一緒に歩いた時に「頭上に見えたあの子が今もいるはず」という。いやはや…。
 藪に入って見れば、ものすごいアズマネザサの生え様。私の背丈ではとても進めないと弱っていたら、我が家の小動物はすいすいと藪をこいで行く。やっぱり山は小動物の世界、と感心してしまった。
 私が一番遅れて目的地に着くと、既に小動物はヤマフジの蔓でブランコを楽しんでいる。家人はどこかと探せば、枯れた大木をつたって地上5メートル。手の先には、本当にハナビラニカワタケ(写真)があった。「すごいでしょう」と賞賛を求められるが、その執念にホトホトあきれました。
 さらにもう少し先まで歩くと、今度は馬の耳ほどのキクラゲが…。実はキクラゲは我が家のミモザにも生えていたりするので、年中食べているのだけど、これほど大きいのは初めてだね。藪こぎの甲斐があったというもの。
 ハナビラニカワタケはいわゆるシロキクラゲの一種。写真の通り、本当に花びらのように美しい姿。ゼラチン質なので、一度湯がいてポン酢などで食べると旨いらしい。キクラゲはゴマと炒めるのがオススメ。今晩は酒が進みそうです。


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Comments

シロキクラゲで検索していたら貴ブログに当たりました。写真も文章も素晴らしいので感服しています。小生もこの6月からブログを始めたばかりですが、大いに見習わせてもらいます。早速お気に入りに登録し、今後愛読させていただきます。

Posted by: ujiie-fuminori | July 02, 2005 07:54 PM

氏家さま
wildlifeのワイフ、wildwifeです。初めまして。
あちこちでキノコを採取されているご様子、うらやましいです。
私が見分けられるのは、キクラゲ類とナラタケぐらい。経験者に教えてもらわないと、
キノコは怖くて手が出せないので、なかなか守備範囲が広がりません。
このハナビラニカワタケは、薄切りのさしみこんにゃくみたいで、なかなかオツなものでした。

Posted by: wildwife | July 03, 2005 10:31 PM

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