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あけびの紫

akebinohana
 
 
 
 
 
 
 山道に紫の花がちらほら見えるようになってきた。そよ風に揺れる姿は、まるで葡萄の房のよう。藤のような華やかさはないけれど、この時期のお気に入り。
 あけびの花。紫色が雌花、白い房は雄花。こんなかわいい姿から、あの大きな実がなるのだから、ちょっと不思議な感じだね。家人は裏山で見つけた蔓をブランコにからませて、ゆらゆらご満悦の様子。坊やに「これがあけびの実になるんだよ」と教えている。坊やは早速、僕に報告。「これがあけびの実なんだって。楽しみだね」。
 木通と書いてあけびと読む。木通は「小水が通るようになる木の蔓」という意味と聞いて驚いた。あけびの蔓に利尿作用があるらしい。本当に昔の人は里山と仲良く暮らしていたのだと感心するばかり。
 雌花の花弁には、にじみだした露が光る。紫は輝きを増し、青空に揺れている。
 
 

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Comments

実がなるんだから花が咲くのは当然だろうけど、アケビの花なんて初めて見ました。都市の真中で暮らしていると、五感が鈍っていくのかな、なんてこの写真の空の青さと可愛い花を見て思いました。

Posted by: 守屋 | April 23, 2005 at 02:32 PM

守屋さま
もともと花など全く興味のなかった私が、こんなことやっているのは、やっぱり家人の趣味と鎌倉の土地柄によるところが大きいですね。
五感というより、自分の居場所に対する興味でしょう。
誰もが知っている花より、谷戸の地べたや雑木林の中で見かける花にずっと興味をそそられます。

もう一つ、今の家に住み始めて知ったのは、夜の闇と静寂。その中に身を置くと、確かに五感が研ぎすまされるような感じがするかな。東京に住んでいたころは、そんな感覚持ったことないな。。

Posted by: wildlife | April 24, 2005 at 01:51 PM

花の色の違いって雌雄の違いだったんですか~。
φ( ̄∇ ̄o) メモッチャエ
しかし、花の漢字には色んな意味がそれぞれに込められているんですなー。

Posted by: こる。 | April 24, 2005 at 03:59 PM

こる。さま いらっしゃいませ。
大きくてやや華やかな雌花1つか2つに対して、
小さな雄花がたくさん房になってつきます。
息子の幼稚園でも、女の子は少なくて、オスが余っている状態・・・

Posted by: wildwife | April 25, 2005 at 06:31 PM

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