Juneberry
「山椒は小粒でも…」なんて言うけれど、ベリーでは小粒のこの果実も、そんな魅力にあふれている。
ジューンベリー。甘さと酸味、香りのバランスが絶妙で、庭では一番の味わいだ。一粒を口にすれば止まらない。さくらんぼのように枝からひょいっと伸びた姿も愛らしい。
元々は北米に自生する低木で、虫がつかず世話の手間がかからないのも魅力的。庭木として扱われることが多いけれど、こんなに美味しい果実を味わわない手はない。
家人は「日持ちが悪いから、早く食べなくちゃ」とか言って、一人ぱくついている。その姿を見ながら、果実まで手が届かない坊やはじれったそう。「ちょっとぉ、ズルしちゃだめだよ。早く採ってよぉ」と手を伸ばしている。
ジューンベリーの旬が過ぎれば7月。夏はもうすぐ。
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Comments
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ここにコメントつけたかったんだ~)
ワタクシの実家は鎌倉の自然に囲まれており、
野生の木イチゴ、フキ、山ほどとれるクルミ、
クワ、グミ。庭で育てたモモ、レモン、ビワ、
スモモ、夏みかん、ウメ、ブルーベリーと
WildLifeさんちにとても近い環境にあります。
この庭にジューンベリーを植えてこよう、と
決意したところです。
Posted by: くまこし新聞編集長 | June 21, 2005 06:34 PM
編集長さま
昨年、6粒しかクルミを拾えなかった私としては、うらやましい限りのお話です。
我が家の庭は、実は狭くて、あと空いているのは、壁面とベランダぐらい。
向かいの市有地に勢力を伸ばそうかと画策しているところ。
ジューンベリーは、花よし、実よし、姿よし。虫なし、病気なし、受粉樹必要なし。
半日陰でもよく育ち、花が咲けば、そこに必ず実を結びます。心配と言えば、
ヒヨドリくらいでしょうか。お試しください。
Posted by: wildwife | June 22, 2005 10:40 AM