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山歩きの神さま

dousojin

 
 
 
 
 


 北鎌倉・六国見山は定番の散歩道。草に埋まった横道に足を進めていくと突然お寺の境内に出たり、戦時の防空壕が現れたり飽きることがない。寺の小僧の抜け道か、なさぬ仲の男女の逢瀬の道か。山に隠された過去に散歩者の夢想はふくらんでいく。 
 散歩の友は切り株に置かれたお地蔵さま。顔が三面あるから、ひょっとすると山歩きの安全を祈願する三面観音かな。かなり古いものに見えるが愛らしい。梅雨の雨のせいか、顔が砕けてしまったので、5月ごろの雄姿をアップする。
 散歩途中で出会う彼の拍子抜けするほど穏やかな表情に、坊やは「ナ~ム~」と手を合わせる。近隣の人も大事にしていたようで、お供え物は絶えることがなかった。
 最近、六国見山は開発で森を削られ、散歩の楽しみは減るばかり。道案内の彼が姿を消したくなっても不思議はない。無残な姿を見てそう感じるのは、私だけだろうか。

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Comments

六国見山の登り口がわからなくなるほど、様変わりしましたよねー。奥の畑地はあのままであって欲しいと願うばかりです。公園になるのは頂上部分だけなんでしょうか?

Posted by: jangada | July 25, 2005 08:29 PM

jangadaさま
奥の畑地とおっしゃっている場所は
宅地開発でわずかに残った農地のことでしょうか。
3年ほど前から進む宅地開発は、
六国見山の魅力のかなりの部分を奪い去りました。
その住宅地は「台(うてな)の杜」と名づけられているとか。
さて、森を削っておいて、何が杜なのか。
あれほどの谷戸の景色はなかったと思いますが、
もはや取り戻しようがない。
その上、公園化するのが頂上部分だけだったりしたら、
救いはありませんね。

森が減ったためか、夕暮れ時のヒグラシの声が少なくなったと感じる今日このごろ。

Posted by: wildlife | July 26, 2005 01:33 AM

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