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桑とカタツムリ

katatumuri

 梅雨の谷戸歩きは、水の魅力にあふれている。水量が増え、速さを増したせせらぎの音。雨のしずくに包まれた花と緑。木々の向こうから訪れてくる霧。枝をくぐりながら歩いていると、背中に水滴がポタポタ落ちる。自分にも水気が加わって、新鮮な気持ちを取り戻す。足元は多少ぬかるんでいるけれど、坊やは長靴を履くのが楽しいらしい。
 いつも休憩場所にしている桑の木には、露に包まれた果実が紫に輝いていた。こんな日は露ごと口に放り込んで、みずみずしさを味わうのがお決まり。澄んだ味わいになる上、森の生命力まで取り込んだ気がする。家人と坊やも枝に取り付いてほおばっている。まるで虫だね。きょうは甘いとか苦いとか批評されて、桑の木はどんな気分だろう。
 突然、坊やが声を張り上げた。「おっきいカタツムリさんだよ」。指の先には直径4-5センチの大物。彼の目的は桑の葉なのだろうが、坊やは「カタツムリさんも桑の実食べに来たのかな」なんて言っている。彼らの季節の一番美味しい果実。本当に食べたら楽しいね。
 

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Comments

カタツムリは、イギリスの庭好きにとっては天敵。でも、こんなでかいのこちらでは見たことないです。
 桑のジャムを大昔に食したことが有って、以来探しているんですが見つかりません。鎌倉産の桑のみのジャムを7月に食すのは可能でしょうか?

Posted by: 守屋 | July 03, 2005 at 05:33 PM

かたつむりとお手手と葉っぱのコントラストが
あまりにもキレイで見とれてしまいましたよ。
それにしてもでかーい。
うまーなえさを食べてるのかな。
ところでMYBLOGにコメント下さった、
パッションフルーツのお写真があるかと探してしまいました。
花が咲いたらUPしてくださいね!!

Posted by: sugaree | July 04, 2005 at 01:00 AM

守屋さん
もう桑も終わりなので、わたくしの手作りジャムを期待されているとしたら、
無理な注文でございます。
でも、軽井沢のかの有名なジャム屋さんなどには、いつも桑の実ジャムが
あったように思いますが。

sugareeさま
パッションフルーツの花のご注文ですね。
フフフ・・・ご期待くださいませ。

Posted by: wildwife | July 05, 2005 at 02:12 AM

Wildwifeさん、実は期待していました。
 そうそう、このカタツムリは、やはり食欲をそそりませんね。

Posted by: 守屋 | July 05, 2005 at 04:51 AM

エスカルゴを食べたくなったワタクシは
ただの食いしんぼうでしょうか。
この暑いのに食欲が落ちないなんて(T_T)

Posted by: くまこし新聞編集長 | July 07, 2005 at 01:07 PM

編集長さま
これが海の中にいれば、食材と認識できる・・・かもしれませんが。

Posted by: wildwife | July 08, 2005 at 01:01 AM

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