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ミモザ ひそやかに

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 凍えそうな雪雲と、青空が繰り返し頭上を通り過ぎていく。遊びに出かけようか、それとも家で過ごそうかと考えている間に、冬の一日は過ぎていく。花もそんな心持ちなのか。ミモザ。茂った銀葉の陰で、いつの間にか咲いている。
 昨年は雪の日だった。日の当たる枝から咲きそうなのに、なぜかためらう心持ちが我が家のシンボルツリーらしいね。おかげではしごを立てたり、枝に登ったり、撮影は一苦労だけど、輝く黄色の花房はどうしても残しておきたい春の兆し。
 7年前、植えたばかりのころは、通りすがる人に「あの花は何という名前?」なんてよく聞かれた。ところが最近はヒット曲の題名になり、すっかり有名らしい。つぼみを見ながら「もうじきだね」。空に燃える黄金の輝きを、みんな心待ちにしている。
 忘れられないのは、はじまりの一房。輝ききれば、また新しい季節。坊やには撮影に熱中する親父が不思議に見えるらしい。いつかわかる時が来るよ。
 ミモザの花言葉、ひそやかな愛。

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Comments

とてもきれいな春の兆し。ありがとう。
秘めた気持ちを見つけられてしまった、ミモザ。見つけてしまったほうも自分だけのひそやかな楽しみとして、そっと見る。
春を発見するこれからの季節、楽しみで一杯。

Posted by: rururu | February 14, 2006 at 11:16 PM

ミモザの花言葉、ひそやかな愛。
 ヴァレンタインズ・デイにかこつけて騒ぎまくっているイギリスの若い皆さんに伝えていただきたい言葉です。

 「ひそやかな愛」、経験してみたい。

Posted by: 守屋 | February 15, 2006 at 12:20 AM

rururuさま
一年で一番寒い時季に、ミモザのつぼみは日々黄色味を増していきます。
なかなかはじけないつぼみを毎日眺め、
じれったい思いで春を待つのが、慣例になりました。

守屋さま
そちらでは、お若い皆さんがそんなに騒ぎまくっているんですか。
今日は、チョコが安売りでしたよ。
お次は、ひな祭りとホワイトデー商戦です。

Posted by: wildwife | February 15, 2006 at 08:48 PM

こ、この文章を書いているのは、だ、、、だれ?ほんとうにwildlife氏ですか???・・・と思わせるような美しいミニエッセイ、読み込んでしまいました。このページを見ていると、ほんと、春が着々と近づいてきているね。アフガニスタンに住む友人からメールが来ました。「アフガンの首都カブールも雪がとけて暖かくなり始めました」って。泣いても笑っても季節はめぐる。ちょっと遅れてハッピーバレンタインっす。

Posted by: くりす | February 17, 2006 at 12:18 AM

wildlifeは、ブログを書いている姿をなかなか見せません。
のぞきに行くと、ささっと画面を変えてしまいます。
朝になると更新されているブログ。
深夜、背中を丸めてパソコンに向かっている男は、いったい誰なんだ??

ところでくりすさま、そちらのバレンタインはどんな感じなんですか?

Posted by: wildwife | February 17, 2006 at 01:20 AM

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