Beach Trecker
お久しぶり。さて、これまでキクラゲやらタコやら様々なものを鎌倉あたりで狩猟採集してきたわけだ。ところが、読んだ人と直接話すと「鎌倉暮らし素敵だね」などとひとしきりうらやましがった後に、「もっと何かないの……」。へっ、そう言われても目についたものを採って食べるのが信条なんで……。
そう、鎌倉はいい。でもたまにはもっと違うものも楽しんでみたい、というわけで我が家はここのところハワイ・カウアイ島にはまっている。目的はもちろん狩猟採集。なにしろ採れるものが違う。
ご覧のとおり、マンゴーのてんこ盛り。水着にトレッキングシューズはいて、ガーデンアイランドの急な山道に入れば、ぷーんとグアバの甘酸っぱい香りが漂う。家人は鼻をくんくんさせながら、枝についている実を見つけては、口にほおばっている。「おい、あれはパッションフルーツだぞ」と一声かけると、坊やはいきなり木にとりついている。そんなこんなで2時間も歩くと、緑に包まれた美しいビーチに……。
収穫物で腹ごしらえをすると、危険な欲望が頭をよぎる。「ひょっとしてここなら、働かないで食っていけるかも…」。トレッキングですれ違った人も大荷物を抱えたビーチトレッカーばかり。僕らの目的地よりはるか先のビーチまで歩いていって、何日も過ごすという。もちろん、あるのは海と山と緑だけだけど水とわずかな食料さえもって行けば、贅沢な時間が過ごせる。これぞ採集民族の楽園。
とりあえず帰国したものの、「将来は…」とか考えてしまうね。
間があきすぎたので、おまけをつけます。コンドミニアムの隣の家にあったのは…
えっ、ひょっとして…
まさか…
マンゴーだ!!
山でも拾えますが、となりの家のは本当に高級だった。それが地面にごろごろ。毎朝、1人マンゴー1個を食べて、あまったのはオーブンでドライに。
すっかり秋だというのに、いまだ夏休みボケのWildlife一家でした…
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